大学院概要
京都大学大学院の3つの課程、3つのキャンパスについて紹介します。
大学院の3つの課程
京都大学大学院の学生は、次世代を担う研究者・研究職あるいは高度な知識と技能を持った実務者を養成する課程で、学部教育よりもさらに専門的な知識を身につけ、自分自身で研究を行う能力や専門的な実務能力を日々養っています。
京都大学の学部を卒業した学生がそのまま上位の研究科に進学する場合もあれば、研究分野によって独立研究科や実務家を目指して専門職大学院を選ぶ場合もあります。また大学院には他大学からの学生や社会人、留学生等様々な教育経験を持つ学生も数多く入学してきます。
京都大学ではこのような多種多様な経験・経歴を持つ学生を受け入れることのできる充実した大学院教育を提供しています。
得られる学位
-
修士課程 … 修士
広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又はこれに加えて高度の専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を培うことを目的とする課程です。修了要件は、2年以上在学して、研究指導を受け、専攻科目につき所定の要件を満たすように必要単位数以上を修得し、かつ、当該研究科の行う修士論文の審査及び試験に合格することです。所定の要件、必要単位数は各研究科の履修要覧等でご確認ください。優れた研究業績を挙げた場合は、1年以上の在学で足りる場合もあります。
-
博士後期課程 … 博士
専攻分野について、研究者として自立して研究活動を行い、又はその他の高度に専門的な業務に従事するのに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的とする課程です。修了要件は、3年以上在学して、研究指導を受け、かつ、当該研究科の行う博士論文の審査及び試験に合格することです。ただし、薬学研究科創発医薬科学専攻とアジア・アフリカ地域研究研究科、総合生存学館は5年制の一貫制博士課程、医学研究科医学専攻と薬学研究科薬学専攻は4年制の博士課程であり、それぞれ修了要件が異なります。優れた研究業績を挙げた場合は、上記より短い在学期間で足りる場合もあります。
-
専門職学位課程 … 修士(専門職)、法務博士(専門職)
専攻分野について、研究者として自立して研究活動を行い、又はその他の高度に専門的な業務に従事するのに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的とする課程です。修了要件は、3年以上在学して、研究指導を受け、かつ、当該研究科の行う博士論文の審査及び試験に合格することです。ただし、薬学研究科創発医薬科学専攻とアジア・アフリカ地域研究研究科、総合生存学館は5年制の一貫制博士課程、医学研究科医学専攻と薬学研究科薬学専攻は4年制の博士課程であり、それぞれ修了要件が異なります。優れた研究業績を挙げた場合は、上記より短い在学期間で足りる場合もあります。